そして夏なので戦争ね

せめて8月だけでもあの時代に心を寄せたいものです
大げさな効果音、演出はいらないので、ただ淡々と淡々と知りたいのです



ヒロシマ 少女たちの日記帳
〜8時15分までの物語〜

http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=qDMOzFKS&c=1

8月2日(日)BShi 午後10:00〜11:50
8月6日(木)総合 午後8:00〜8:45

 昭和20年8月6日午前8時15分、広島県立広島第一高等女学校の1年生223人は、爆心地から0.6キロの場所で建物疎開の作業中に被爆、全員が亡くなった。この日、病気で休んでいた梶山雅子さんを始め、作業に行かなかった同級生だけが生き残った。当時2年生だった大野充子さんは、亡くなった1年生の日記帳をもとに「八月の少女たち」を出版。のちに他の遺族からも日記帳が寄せられ、現在、10冊が公表されている。学校生活、家族、友人のことなど、それぞれの日記帳には、戦争に追い詰められながらもせいいっぱい生きる少女たちのみずみずしい思春期の日常が綴られている。番組では、再現ドラマと10冊の日記帳、梶山さんら同級生、遺族の証言をもとに、4月6日の入学から8月6日まで120日間の少女たちの日々を描き、原爆によって断ち切られたものの大きさを伝える。



●あの日 僕らの夢が消えた
〜“幻の被爆学校”生徒たちの64年〜(仮)

8月8日(土)総合 午後10:00〜10:50

http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=OYWLXUrS&c=1

 昭和20年8月9日、爆心地からわずか500メートルで被爆した旧制・鎮西学院中学校。コンクリートの校舎は押しつぶされ、名簿などの資料もほとんどが失われた。そのため在校生の数や名前、被爆した生徒たちの行方は60年以上わからないままになっていた。しかし、去年17枚のクラス写真が見つかり調査が進められたことで、生徒たちの消息が少しずつ明らかになってきた。
 北海道で暮らしていることがわかった男性は、被爆当時1年生。柔道に明け暮れる少年だった。しかし原爆で家族全員を失い、戦後は十分な教育も受けられずに職を転々とした。差別を恐れて被爆者であることを隠し続けたという。「爆死した方がよかったと思うことが何度もあった」と語る。また長崎市の隣町で暮らす男性は、今も新聞やテレビで原爆の話題を直視することができない。爆心地近くで目撃した惨状、放射線の影響と見られる病に苦しんだ戦後、そして親友たちを奪われた悔しさがよみがえるからだ。
 今も生徒たちの心と体に刻まれている原爆の傷。被爆から60年以上たって明らかになった若者たちの被爆体験と原爆に翻弄された戦後の人生を見つめる。



●BS20周年企画「手塚治虫 戦争館」

http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=nGcajeZT&c=5

8月8日(土)BS2 午後8:00〜11:00

 BS20周年、そして手塚治虫没後20年にあたり、手塚作品が残した「現代への問いかけ」を探り出す手塚治虫2009。8月は、手塚漫画の中の「戦争」に迫る。
 生前「8月15日はわたしの漫画の出発点だ」と語り続けた手塚治虫鉄腕アトムから火の鳥まで、手塚漫画に絶えず現れるのは「市民を巻き込む悲惨な戦場」と「戦後の空虚な焦土」の風景だ。手塚漫画の原点には空襲を逃げ迷った自らの戦争体験と、決して戦争が終わらない戦後世界への絶望があった。
 「戦争は人類を滅亡へ向かわせるのではないか?」初期SF作品から繰り返された問いかけは、戦後の米ソの相次ぐ核実験や冷戦の中で、「火の鳥」や「0マン」の中では「人類は存続する価値はあるのか」と手塚治虫の問いかけは変質していく。
 「戦争を引き起こす<正義>とは何か?」「戦争の最大の被害者はなにか?」「戦争で死んだ死者たちの声を忘れてはいないか?」
 番組では、火の鳥などの代表作からベトナム戦争中描かれた様々な短編まで、手塚漫画の中の<戦争>をVTRで徹底解剖。「週刊 手塚治虫」に出演者した熱烈な手塚ファンから政治学者まで、手塚作品に秘められた<戦争>と<平和>への問いかけを探り出していく。

(司会)杏、石澤典夫アナウンサー



●わたしたちの戦争(仮)

http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=XdCysDXU&c=1

8月14日(金)総合 午後7:30〜8:42

 今から60年あまり前、戦争の時代を生きた若者たちがいました。若者たちはあの時何を信じ、何を失ったのか。戦争証言プロジェクトが取材した元兵士たちと銃後の市民、合わせて200人以上におよぶ証言をもとに、個人が体験し、感じた大平洋戦争の実像をVTRで伝えます。また、ナビゲーターの中居正広さんが感じたこと、疑問を糸口に、戦争を体験された3人のゲストに「自分の戦争」を語っていただきます。
 これは、私たちと変わらないごく普通の人々が体験した、一人一人の太平洋戦争の記録です。

【ナビゲーター】中居正広
【ゲスト】作家・五木寛之  俳人金子兜太  女優・奈良岡朋子