サツキとメイの家

を作った大工さん中村武司さんのお話を聞きにいきました。先週末の事です。

一昨年行った時、想像以上にちゃんとしたお家で本気っぷりにおののいたのですが(id:romasen:20071015)、話しを聞いてもう、初めの初めの心から本気の家作りだったそうで、いや〜〜〜すげーーなーーーと、また行きたくなりました。


なにが凄いかと思ったところ箇条書き

●家の基礎の基礎に溝掘って石を敷いてくんだけど、今は人工的に砕いたのを使っているのですが、そこも昔みたいに川で流されてまるくなった石を敷いてた

●組む木も丸太みたいなのから選んでた

●日本家屋部分は釘を使わず組木だった!それも組み立てるのにたった二日!

●一番最後に打ち付けるところを家主?な宮崎吾朗さん達が打ち付けてた

●組んだ後ちゃんと餅まきしてた

●土壁の土も藁とか混ぜ込んで3ヶ月くらい発酵?させて作ったやつを使ってた

●瓦も手で整えてキッチリ感を減らし、わざわざ色むらを作って疎ら感を出してた

●鬼瓦やタイルも型抜きでなく、職人がハンドメイドで作成

●屋根まわりの雨樋から下へ流す為のなんつーの、立体の物も職人さんが溶接して作ってた!

●トイレの男子用はわざわざ焼いて色付してた

●昭和初期に建てられた壊されそうな家から波打った気泡の入ったガラスをもらってきて使ってる

●洋間の床板も壊されそうな家からもらって、その家と同じ順番で貼ってあるので、焼けや傷の跡が続いてる

●お風呂の窯もこの為に焼いた

●お風呂のタイルも一つ一つ焼いて、手で貼ってある

●そのお風呂ももちろんたけて入れるし、台所ももちろん火を使って煮炊きができる

●和式トイレは古いのを見つけてつかってある

●家の裏に積んである薪を宮崎吾朗さんが割っていた


などなど、徹底的にトトロの設定通り、この家が建てられた昭和初期の日本で使われていた工法と素材だけで蘇らせております。んでもって大工さん達がお揃いの半纏を着てらしてて、そこに「と」と染め抜いてありました。もちろんトトロのとです。


その上にエイジング法とゆう古く見せる手法を施してあるそうですーー。しかし、一軒お家建てるのに何人の職人さんが動いているのだろうか…そしてそれらの職人さんがみなじいさんだった…。でもできるだけ親子で今でも続いてる職人さん達と作ったんですって。家を建てて終わりじゃなくって、作った人とずーーーーーーーーとコミニュケーションしまくっていくつーのがいいね。もー人間生きてる間にどれだけ人と交われるかが勝負じゃないかな?と近頃思います。


そして、このお家はちゃんと移築するように計画してあるらしいので、移築してからがこの家の本領発揮だそうですよ。そして住宅としての法律もクリアしているそうです。


なかなか面白い話しで興味津々でした。サツキとメイの家は内部写真が撮れないのですが、ここで少し見られます→http://kino-ie.net/genba_071.html


で、どうやら今でも季節によって内装がすこ〜しづつ変っている様です。ぎゃーーーー行きたいねぇ〜ということで、近々再びいきたいと思います!!

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で、一人一人にこの本をいただきました。大盤振る舞い!


大学で開催された公開講座だったので、久しぶりに教室で話しを聞く体験も大学生気分で面白かったです。大学生若いなぁ〜眩しいなぁ〜〜。


実際今この家建てたい!となった時、値段は普通に建てるよりちょっと高いくらいだそうです。そーーーんなにバカ高いってほどじゃないそうですので、お金の余裕があるし〜家建てる〜って人は建ててみるといいよ!